かんの眼科クリニック

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検査器械のご紹介

かんの眼科クリニックでは
診療に有用な最新器械を導入して、
質の高い診察と治療を目指しています。

今回は最近導入した検査器械を中心にご紹介します。

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広角眼底カメラ(Optos カリフォルニア)

従来の無散瞳眼底カメラは眼底の45度の範囲を撮影するものでしたが、
この広角眼底カメラでは眼底の200度の範囲を無散瞳で撮影できます。

白内障で中等度程度の混濁があっても全周に渡って
ピントの合った写真を撮影することが可能です。
糖尿病の出血や虚血変化、網膜剥離の前兆の
所見をしっかり見つけることができます。

▲網膜円孔

▲網膜色素変性症

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前眼部OCT(カシア2)

前眼部とは角膜、虹彩、水晶体の目の前の部分を言います。

前眼部OCTではこの部分の断面構造をクリアに描出しますので、
角膜の形状解析や緑内障で大切な隅角(角膜と虹彩の交わるところ)を
見ることでき、緑内障発作の危険性を視覚化することができます。

緑内障の型が開放隅角緑内障か閉塞隅角緑内障なのかを、
緑内障患者さんにこの器械の撮影画像をご覧頂きお伝えしています。

▲開放隅角

▲閉塞隅角

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パキメータ(角膜厚計測機)

眼圧を圧平式眼圧計で測するときに
角膜厚が薄い方は眼圧が低く計測されてしまいます。

この器械で角膜厚測定し眼圧を補正式で補正して、
緑内障治療の効果の確認を行うことができます。

*緑内障の方には全員、圧平式眼圧計で眼圧を計測しています。

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スポットビジョンスクリーナ

視力を計測する時に目のもつ屈折を計測する必要があります。

スポットビジョンスクリーナはかわいい音と指標で
幼児でも屈折検査ができる器械です。

弱視治療は早期発見が有効ですので
幼児でも可能な屈折検査は大変有用です。

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角膜形状解析装置(PR-8000)

角膜に同心円状の光の輪を投影して角膜の形を解析する器械です。
円錐角膜や不正乱視、翼状片の手術適応を見るのに適しています。

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かんの眼科で最近導入した検査器械を中心にご紹介しました。

検査のことや病状、お薬などについて疑問な点がありましたら
診察の際にご遠慮なく医師にお尋ね下さい。

*各会社名、製品名等は商標または登録商標です。

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開院9年にあたって

院長の神野です。

おかげさまで2022年4月で開業から丸9年を迎えることができました。
ありがとうございます。

大学病院にて長く診療を行ってきた経験を生かして、
地域の皆さんの眼のトラブルや不安を解消できたらと思って毎日診療を行っています。

特に大学で専門としていた緑内障では診断から治療計画まで一貫して行っています。
緑内障は一生の病気ですので患者さんの背景も考えながら、
その方にとって適した治療法の選択をお話して、
納得して頂き目的をもって治療して頂くのが大切です。
検査の結果をその都度お話をして、治療効果を実感して頂きながら
(または治療強化しないといけない理由を納得して頂き)治療を進めていきます。

各種検査器械を揃えていますので、緑内障のほかにも
角膜疾患・網膜疾患・緑内障疾患など眼科疾患すべてに対応可能です。

今後も地域の皆様に貢献できるようにスタッフ一同、
心を一つにして進んで行きたいと思っていますので
よろしくお願い申し上げます。

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緑内障の検査・治療

私は長年緑内障を専門とし、大学病院で研究手術を行ってきました。
開業してからはクリニックでは手術はしていませんが、
在職していた大学病院で手術に参加しています。
緑内障に関して、常に最先端の知識を勉強していますので、
その知識をクリニックでの診断、治療にいかして医療を行っています。

緑内障の検診、お悩みがありましたら受診して頂ければと思います。
緑内障には多くの病型があり、患者さん一人一人で違います。
ご自分の病気の病型を知り、程度を理解し、
治るタイプの緑内障はしっかり治し、残念ながら治らないタイプの緑内障では
少しでも進行を遅くするように治療を行う事が大切です。

治療の基本は点眼です。現在の緑内障治療の点眼は、種類が多く、
それぞれの薬がどこに効きどのような特性があるか、さらに副作用もあります。
どの薬を使うのか、その効果を判定し、今の治療が効いているのかを
常にフィードバックして、患者さんひとりひとりに
オーダーメイドの治療を実施していくことが大切と考えています。

当院は院内処方で、緑内障の点眼薬を全て揃えていますので、
その場で実際の薬をお見せしながら、薬の説明・変更・追加を行っています。

緑内障の検査機器としては、ハンフリー静的視野計、ゴールドマン動的視野計、
OCT(緑内障での網膜神経線維層を計測)、無散瞳眼底カメラ等を揃えています。
その機器を用いて、緑内障の進行を少しでも防止できるように医療を行っています。

病気を理解して、今の自分の状況を知っていれば、
治療に対して前向きになって頂けると思いますので、
検査の度に結果をきちんと説明させて頂いています。

緑内障は一生治療を続けることが必要です。

視野検査は病態を示す貴重なデータで患者さんひとりひとりにとっての
宝物ですし、眼圧と視野変化の関係も大切です。

長期にわたって検査と治療を続けていける、
患者さんと医師とのいい関係を築きたいと思いながら
診察をしていますので、安心して受診していただければと思います。

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